「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/07/25
- 出版社: NHK出版
- サイズ:19cm/326p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-14-081784-1
読割 50
紙の本
詩と出会う 詩と生きる
著者 若松 英輔 (著)
正岡子規が求めた言葉、宮沢賢治が信じた世界、柳宗悦がふれたコトバの深み…。様々な時代、国、文化に根差した詩人たちの言葉を紹介し、それと共に生きる意味を探す。NHKカルチャ...
詩と出会う 詩と生きる
詩と出会う 詩と生きる
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
正岡子規が求めた言葉、宮沢賢治が信じた世界、柳宗悦がふれたコトバの深み…。様々な時代、国、文化に根差した詩人たちの言葉を紹介し、それと共に生きる意味を探す。NHKカルチャーラジオのガイドブックを加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
言葉とこころを結びなおす
言葉と人は、どのような関係にあるのか。詩に込められた想いを知ることで、何を得ることができるのか。困ったとき、苦しいとき、悲しいとき──私たちを守ってくれる言葉を携えておくために。文学・哲学・宗教・芸術──あらゆる分野の言葉を「詩」と捉え、身近に感じ、それと共に生きる意味を探す。【商品解説】
言葉と人は、どのような関係にあるのか。詩に込められた想いを知ることで、何を得ることができるのか。困ったとき、苦しいとき、悲しいとき――私たちを守ってくれる言葉を携えておくために。文学・哲学・宗教・芸術――あらゆる分野の言葉を「詩」と捉え、身近に感じ、それと共に生きる意味を探す。【本の内容】
目次
- はじめに 言葉は心の糧
- 第1章 「詩」とは何か 岡倉天心と内なる詩人
- 第2章 かなしみの詩 中原中也が詠う「おもい」
- 第3章 和歌という「詩」 亡き人へ送る手紙
- 第4章 俳句という「詩」 正岡子規が求めた言葉
- 第5章 つながりの詩 吉野秀雄を支えた存在
- 第6章 さびしみの詩 宮澤賢治が信じた世界
- 第7章 心を見つめる詩 八木重吉が刻んだ無音の響き
- 第8章 いのちの詩 岩崎航がつかんだ人生の光
- 第9章 生きがいの詩 神谷美恵子が問うた生きる意味
著者紹介
若松 英輔
- 略歴
- 〈若松英輔〉1968年新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。批評家、随筆家。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。「叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦」で西脇順三郎学術賞を受賞。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
いい 意味で贅沢な本です 皆さん読んでください
2020/04/15 22:22
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:普通の一般市民 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実はこれは 同じタイトルの nhkラジオで放送されていた 講座のテキストを 増補改訂したものだそうです 私はそのテキストを持っていて ラジオも 聞きました
実はそのラジオが流れていた頃
母は末期癌で 余命が 短かったのです
でもこのラジオが流れる時
母と私は 大学生に戻ったような気分で
目を輝かして聞いていましたね
実は母は貧しくて 高校すら行けませんでした
母にとって 若松英輔先生の このタイトルの
講座だったり このテキストは
母にとっての高校だったと思います
母にとっての大学だったと思います
私も実を言うと
若松先生の 非常に素晴らしい 感受性に
そしてここに登場してくる
素晴らしい詩人たちに
心を洗われただけでなく
心に光を 与えてもらいましたね
はっきり言って私は詩を書くのが嫌いです
小学校の時 スパルタな担任の先生が
詩を書け と毎日のように言われて
詩を書くなんてまっぴらごめんだったのです
でもこれは事件ですね
若松英輔さんの本に出会い
ラジオに出会ってから
詩を書かずにはいられない
人間になってしまいました
柳宗悦さんが 悲しみであったり
日常の 雑具の中に
美を見出す 感受性
これは胸にグサリときました
末期癌の母も
安らかになれたのは
この著者若松英輔さんだったり
若松さんと一緒に登場する
あちらの世の素敵な詩人たちの
おかげと言って良いのではないでしょうか
たいせつな母を 喪って
生きる気力もなくしてしまった時
この本が この本で学んだことが
どんなに力を与えてくれたか
人は死んだら終わりではありません
むしろ亡き人と共に生きる
これこそが ほんとうの
命を大切にするという意味だ
死んでしまったから終わりではなく
死んでしまっても共に生き続けよう
そういうメッセージが素晴らしい
ちなみに若松英輔さんは 天才ですね
詩の話で 哲学だったり 死生論だったり
社会問題だったり 審美眼だったり
なんでも 吸収できるように
そんな不思議な言葉を紡ぎ出す 人なんですね
この本を読まなければ一生の損かもしれません
ちょっと興奮して長くなってしまって
申し訳ありません
あーこんな大人になれたらなぁ
あーこの詩人たちのようになれたらな
いい意味で嫉妬してしまいます